国産デニムRESOLUTE | 木村K商店

国産デニム

CONCEPT

ジーパンを作り始めて30年以上。デザイナー林にとっては、ずっとLevi’s 501が憧れだった。DENIMEのデザイナーとして成功し、1990年代には一世を風靡したが、穿きたいジーパンは1970年代のLevi’s 501の66 モデルだった。

あの頃のLevi’sのようなジーパンが作りたい。RESOLUTEのスタートはその想いからだったと言ってもいいだろう。裾を切らないで穿けるように、ウェストとレングスのサイズが豊富にあって、何年経っても変わることのないスタンダードなジーパンが林の理想だった。

ヴィンテージジーンズ・ブーム全盛期は、ヴィンテージをそのまま穿くことが格好良いとされていた。しかし、現代ファッションに不可欠な要素は、シルエットだと林は考える。

Levi’sを穿いたアメリカ人は格好良いが、日本人が穿いても同じようには見えない。日本人が穿いてもアメリカ人が穿いているように見えるには、日本人の体型に合ったジーパンを作る以外にない。そう思った林は、何度も何度もパターンを起こして、日本人の体型に合うシルエットを完成させた。

代表的モデルの710は、いまや87サイズにも及ぶ。ここまでサイズを揃えたジーパンは、現在では世界中で唯一と言えるかもしれない。

1. シルエットの美しさ

リゾルトの最大の特徴は、日本人の体型に合う完璧なフィット感。

ヒップから太もも、膝下までのバランスが計算されており、どんな体型でも“脚がまっすぐ長く見える”ラインを生み出すから。

2. 経年変化（色落ち）の美しさ

リゾルトのデニム生地は、旧式力織機で織られたセルヴィッジデニム。

これにより、自然で立体的な縦落ちが楽しめます。

洗濯を繰り返してもヴィンテージのような風合いが出やすく、穿き込むほどに自分だけの1本へと育つから。

3. サイズ展開の細かさ

ウエスト×レングスが非常に細かく用意されており、

たとえばウエスト29〜36インチ×レングス28〜36インチなど、“裾上げ不要”でジャストサイズが選べ

これによりシルエットの美しさが崩れないから。

4. 徹底したシンプルさ

RESOLUTEには派手な装飾やロゴはありません。

その潔いミニマルデザインが、どんなトップスにも合う「大人のジーンズ」であること。

5. デザイナー林芳亨氏の哲学。

ファッションではなくライフスタイルの一部としてのデニムを提案しておられること。

穿き心地・洗いやすさ・シルエットすべてにおいて、日常使いを想定して作られており、いつでも購入できる安心感がある。

履き続けることによってその人らしいジーパンに経年変化していくことが最大の魅力です。